星を求めて三千年

遊戯王やMtGなど、カードゲームに関する雑談が主です。

デッキ構築【極星セフィラ】の話

久々に大学の先輩と遊戯王をすることになった。今年は公務員試験と卒論執筆に時間を取られて、殆ど遊ぶ時間がなかったが、執筆も一段落したため少し遊ぶ時間ができた。

一年ぶりに対戦するため、以前のデッキのままではプレイしていただくのにも面白味がない。ここで新しいデッキを組んでみるかと思い、エイヤとストレージを引っ張り出してカードを眺めてみたが、セフィロトの樹から声が聞こえてくる。

「おい、セフィラ組もうぜ。」

あぁ、いかんいかん。邪念を振り払いながらカードを確認していく。

デッキを組む時に重要視しているのは、面白い動きが出来るかどうかだ。ユニークな動きながらも勝ちに直結する動きをする、そんなカードを探してみると1枚面白いカードが見つかった。
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【極星宝ドラウプニル

「極神」または「極星」と名のついたモンスターのみ対象の装備魔法で、上昇値は攻撃800。これだけ見ると大したことないが、注目すべきは第二効果だ。フィールド上に表側で存在するこのカードがカード効果で破壊された場合、自分のデッキから「極星宝」カードをサーチ出来る。ノーコストで、2枚目、3枚目の同カードをサーチする事も可能だ。メタルフォーゼやショウフクと合わせて、3回ただで打つ用のコストとしても面白い。

極星自体はストームオブラグナロクで登場したカテゴリで、シンクロモンスターのサイズは大きいが、そこに至るまでの制約が厳しいことが目立つ。だからこそ、プレイヤーの力量が試されるカテゴリである。最も扱いやすいシンクロモンスターは「極神皇トール」f:id:Che_Vackar:20171224230736j:image

極星獣チューナーとその他2体でシンクロ可能の大型モンスターだ。極星獣チューナーは
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極星獣グルファクシしかいないため、用意すれば良いのは合計星6となるモンスター2体である。この条件をベースに考えて行くと、あるテーマが思い浮かんできた。

「セフィラ使おう」

レベル3帯にセフィラフウシやウェンディ、ピリカが揃い、レベル4+2ではルーツ、ビュート、ツヴァーン、ナーガ等優秀なモンスターが揃っている。そして何より、シンクロでショウフクが非常に出しやすい。セフィラの弱点は打点不足だが、それすらも打ち消して余るような高打点が極星との組み合わせで手に入る。こうして、【極星セフィラ】という闇鍋を組むことが決まった。

思えば、ハリファイバー登場によって大幅に強化を受けたのが【極星】かもしれない。初動でレッドリゾネーター+☆4セフィラからハリファイバーを出せば、効果で任意の極星チューナーを出せる。トールを出すならグルファクシを出して残り手札に☆2、またはグラマトンでナーガを送ってペンデュラムすれば構えが出来るし、オーディンならヴァルキュリアを出して、手札から若しくはグラマトンで☆4セフィラを放り込むしてペンデュラムすれば構えが出来る。軽く書いてみたが、普通に格好いいムーブだ。

デッキを組む時に「セフィラと組ませようぜ」という考えが浮かんできたら、君も立派な【セフィラー】である。もはや中毒だが、それでも組む面白さには替えられない。

皆で楽しく、セフィラしよう!